はじめに:お酒を辞めたら人生が180度変わりました
・25歳で学生に混じって働くフリーター
・貯金ゼロ、借金300万円
・給料がほぼ支払いで消える
・彼女も友達も居なくて毎日が孤独
・趣味は1人で酒を飲むこと
……これが4年前の僕です。
当時の僕は仕事のプレッシャーやストレス、将来の不安や今の自分に対する情けなさで、毎日現実から逃げるかのようにお酒を飲んでいました。
そんな僕が、「今の人生をなんとか変えたい!」そう思って本気で副業に取り組むことを決心した時に辞めたのがお酒です。
お酒を辞めてしっかりと現実と向き合いビジネスに取り組んだことで、今では借金も返済し、経済的にも時間的にもゆとりができました。
もちろんビジネスの勉強もしたし、行動を継続して努力もしましたが、今振り返ってみると成功のターニングポイントは
「あの時お酒を辞めたこと」
が一番大きかったなと思います。
そこで今回は過去の僕と同じように「お酒を辞めて今よりも人生を良くしたい!」と考えている方に向けて、少しでもヒントになればと思い、僕がお酒を辞める時に行った、禁酒成功への11ステップをまとめました。
禁酒や習慣化に関する本を「これでもかっ!」というくらい読み漁って勉強し得た知識や、
禁酒を実践していく上で学んだ、大事なことを出し惜しみなく公開しているので、
「お酒を辞めたいけど、辞められなくて困っている…」という方は是非参考にしてみて下さい。
本編:お酒を辞める11ステップ
- お酒でやらかした失敗談を書き出す
- 自分はアルコール依存症だと認める
- お酒を飲むデメリットを調べる
- お酒を辞めるメリットを明確にする
- お酒を飲んでしまうタイミングを把握する
- 禁酒する目的を決める
- 禁酒のルールを明確にする
- 周りの人やSNSで禁酒宣言をする
- 良い習慣を取り入れる
- 飲まなかった日を記録する
- 日常に感謝し、自分を褒める
ここからはお酒を辞める11ステップを具体的に一つずつ説明してします。
一度流し読みでもいいですが、後からでもこのワークに必ず取り組んでみて下さい。
ただ読んで終わるのと、しっかりと実践するのではあなたの未来が変わってくる可能性があります。
そしてお酒の依存から抜け出すまではこの記事をブックマークして何度も訪れて定期的に読み直すことをオススメします。
①これまでお酒でやらかした失敗談を書き出す
まずはお酒を辞めたいと思ったキッカケや失敗談を具体的にメモアプリなどに書き出しておきましょう。
書き出して定期的に読み返すことで
「もうあの頃には戻りたくない!」
と感じて禁酒に対する意欲が強くなるのと同時に、お酒を辞めれている自分に対して自信と感謝を感じれるようになります。
書いてる途中で「お酒によって失ってきたもの」に気づいて、罪悪感と後悔で気分が落ちるかもしれませんが、けして自分を責めないで下さい。
ここでは終わった過去より、今の現実を変えようと未来に進んでいる自分に目を向けて前を向きましょう。
②自分はアルコール依存症という病気だと認める
本気でお酒を辞めたいのなら
「自分はアルコール依存症だ」
と認めることが大切です。
実際にアルコール依存症かどうかは置いといて、ここでの目的は「自分はアルコール依存症という病気」だと強く認識するこで、禁酒に対する本気度を高めることです。
そうすることで、「普通の人はお酒を飲んでも大丈夫だけど、俺はアル中だからお酒を飲んだらダメなんだ!」
と思うようになり「誰かが飲んでいるから俺も飲もおうかな。」という甘い誘惑に勝てるようなります。
③お酒を飲むデメリットを調べまくる
次にお酒を飲むデメリットについてネットで調べまくって、メモなどにまとめておきます。
その情報が本当かどうかというよりも、自分の脳に「お酒=悪いもの」と徹底的に認識をさせることが目的です。
参考までに僕が思う、お酒を飲むデメリットを紹介しておきます。
- 酒臭くなる
- 呂律が回らなくなり、みっともない
- 物を無くしやすくなる
- 人からの信頼を無くす原因になる
- 翌朝起きるのがしんどい
- 仕事の生産性が下がる
- 太りやすくなる
- 事件や事故、トラブルの元になる
もっと詳しくお酒についてのデメリットを知りたい方はこちらの本がオススメです。
④お酒を辞めるメリットを書き出す
お酒を飲むデメリットの次は、お酒を辞めるメリットを書き出します。
そうすることで、お酒を飲まない状態がいかに自分にとってメリットがあるかを知ることができて、
「お酒飲まないって最高じゃん!」
という気持ちになります。
これまで毎日お酒を飲んできた人は、お酒を辞めるだけでかなりのメリットがあることが分かるはずです。
- 朝スッキリ起きれる
- 朝から仕事に集中できる
- お金が貯まる
- 時間が増える
- 痩せて健康的になる
⑤自分がお酒を飲んでしまうタイミングや理由を考えて代替を用意する
お酒を飲んでしまう理由は人それぞれだと思いますが、人は何かしらの行動をする時にはトリガー(あるきっかけ)があって行動します。
例えば、
・家から帰ってきたらテレビをつける
・起きたらスマホを触る
・お風呂上がりにビールを飲む
などのように、習慣というのは一定のトリガー(行動)が引き金となって、起こるケースが大半です。
なので「自分がいつもどのタイミングでお酒を飲んでいるのか?」を観察して、それに対する代替案を考えましょう。
悪習慣を辞めたい時は必ず、代替案(代わりとなる行動)を用意しておく。というのがコツです。
何故なら悪習慣と言えど、その悪習慣によって何かしらのメリットを得られているから、人はその行動に依存をするからです。
例えば、お酒を飲むとストレス発散になる、リラックスできるなど。
人によって悪習慣によって得られる様々なメリットを感じている訳です。
なので「自分はどんな感情を得る為にお酒を飲んでいるか?」という部分にも注目してそれに対する代替品をしっかりと用意しておきましょう。
そうすることでストレス無く悪習慣を減らすことができます。
- 仕事終わりに飲んでしまう⇒炭酸水に変えてみる
- ストレスを感じると飲んでしまう⇒運動をして体を動かす
- 孤独感を感じると飲んでしまう⇒筋トレする、彼女をつくる、趣味を見つける
ちなみにビールやハイボールなどのお酒が好きな人は案外、お酒でなくても、「シュワシュワしたキンキンのものが飲めたら満足する」という方も多いと思います。
その場合は、
炭酸水+角ハイジョッキがオススメです。
僕のオススメは、ウィルキンソンのレモン炭酸水で、これにアイスを入れて冷えたジョッキで飲むと、レモンサワーを飲んでいる感じがして最高ですよ!
案外これだけでも、「あれっもう別にお酒飲まなくて平気だ!」となりますよ。(笑)
炭酸水はお酒と比べて値段もかなり安くてコスパがいいし、カロリーゼロで健康にもいいのでオススメです。
⑥お酒を辞める目的を明確にする
次にお酒を辞める目的を決めましょう。
お酒を辞めるのはあくまで、手段であって、本当の目的はお酒を辞めた先の未来にあるはずです。
なので自分が「お酒を辞めてどうなりたいのか?」「何をしたいのか?」具体的な目的を決めましょう。
目的を決める時のコツは
「心からワクワクするもの」
にすることです。
例えば
- お酒を辞めて、副業や起業に集中して稼げるようになる
- お酒を辞めて筋トレして美女とセックスがしたい
- お酒を辞めて痩せて可愛くなって、イケメンの彼氏をつくる
- 彼が思わず「抱きたい」と興奮するようなスリムなボディーを手に入れる
など、少しゲスでもエロでもなんでもOKなので、とにかく禁酒のモチベが上がる目的にしましょう。
⑦禁酒のルールを明確にする
一言に禁酒と言っても人によっては「平日だけ禁酒する」「家では飲まないようにする」など、禁酒の定義が変わってきます。
禁酒のルールは自由ですが、禁酒の定義を最初にハッキリと決めておくことで、後で飲んでしまった時に無駄な自己嫌悪を感じることがなくなりますし、禁酒に取り組む気持ちも楽になります。
参考までに僕の禁酒のルールも紹介します。
- 孤独感を埋める為、ストレス解消、暇だから、などネガティブな目的の為にお酒を飲まない。
- 普段の生活(家の周辺)ではお酒を飲まない。
- 旅行など普段とは違う特別な場所で、お酒が飲みたい時は3杯まで飲んでもOK。
禁酒ルールの決め方は自由ですが、「完全にお酒を辞めて、一滴も飲まない」と決めるよりも、「もし◯◯の時は飲んでもいい」という特別ルールを作っ方が結果として禁酒が続きやすいです。
また本当に飲みたくて飲む時のお酒は格別に美味しいし、心の声に従って飲んだお酒は後から罪悪感を感じることもありません。
本当にお酒が好きだからこそ、「特別な日に楽しむために、普段のお酒を辞める」という考え方もアリだと思います。
⑧周りの人やSNSで禁酒宣言をする
禁酒の目的を決めてルールを決めたら、身近な人、もしくはSNSやブログなどで禁酒宣言するのがオススメです。
人は周りの目を気にする生き物なので、周りの人に宣言することで「約束を守れなかったダサい奴と思われたくない」という心理が働き、より禁酒にコミットメントすることができます。
ブログなどに書けばアクセスが集まって広告収入が稼げるかもしれませんし、勇気がある人はYouTubeに動画投稿するのもオススメ。
⑨良い習慣を日常に取り入れる
ここまででお酒を辞める為の知識や準備はできました。
ステップ9では、日常に新しい行動を取り入れていきます。
というのも実は単純に悪習慣を辞めるよりも、新しい習慣を作って習慣を作り変える方が、成功確率が高いという心理学の研究結果があるからです。
なのでお酒を辞めるという意思+良い習慣を身につけることで、自然とお酒を辞めやすくなります。
- 早起き(朝6時〜8時までに起床)
- 運動(筋トレ、ランニング)
- 掃除(床&トレイを毎日)
- 瞑想(5分以上)
僕がお酒を辞める習慣として一番オススメなのはダントツで筋トレです。
筋トレして体を鍛えることで「カッコイ体をつくる」ということに意識が向いて、自然とお酒を飲みたいと思わなくなってきます。
また筋トレをすることで、食事にも気を使うようになるので健康的になって一石二鳥です。
⑩カレンダーやアプリで飲まなかった日を記録する
禁酒をして最初の一ヶ月はカレンダーなどに◯をして、禁酒が成功した日の記録をつけることがオススメです。
その理由は3つあります。
- 目に見える成功体験があることで、自信になって継続しやすい
- 「自分は禁酒中だ」ということを思い出し、気を引き締めることができる
- 「ゼロからのスタートになるのはもったいない!」という気持になって禁酒を継続しやすくなる
また禁酒をアプリで記録したい人は「目標継続カレンダー」というアプリが便利です!
お酒を一ヶ月も辞めればアルコールが脳や体から抜けていき「お酒を飲みたい」と思うことが減っていきます。
なので少し面倒かもしれませんが、最初のうちは毎日記録して、禁酒に対する意識を高めながら挑戦するといいですね!
⑪お酒を飲まなかった自分を褒めて、日常に感謝する
僕は毎朝起きるたびに「昨日もお酒を飲まずに平和に生きることができました!ありがとう!」と昨日飲まなかった自分に感謝し褒める。ということをやっています。
これは意識してやっていたというよりかは、「自然と言葉に出るようになった」という感じなのですが、お酒を辞めるとぐっすり寝れて、
気分も良いので何気ない日常に感謝できるようになり、自分を褒めることで自己肯定感にも繋がります。
逆にお酒を飲んでいた時の翌朝は「二日酔いで頭が痛くて気持ち悪くて、もう死にたい」という気持になっていました。
なので、シラフで100%最高の体調で朝を迎えれるだけでもかなり幸せを感じれるようになります。
これはアル中になった人にしか分からないかもしれません。笑
なんにせよ、自分を褒める+感謝をすることで、毎朝を幸せな気分でスタートできるのでオススメです。
最後に:お酒を辞めることは人生のスタートライン

今回は僕の実体験を元に、「お酒を辞める11ステップ」を紹介しました。
僕はお酒を辞めてから、仕事も健康も恋愛も全てが好転して、人生が180度変わりました。
仕事では月収100万円以上をほぼ自動で稼ぐことができていて、お腹周りもスッキリして最近では、腹筋も割れつつあるし、佐々木希似の彼女も…できそうな気がしてます(笑)
アルコール依存症で鬱状態だった当時の僕から考えると「お酒を辞めて本当に人生逆転したな〜」と思っています。
当時の自分は仕事のプレッシャーやストレス、本音で話せる人が居ない孤独感から、現実逃避するようにお酒を毎日飲んでいました。
毎朝起きるたびに「また飲んでしまった…」と自己嫌悪と後悔から1日がスタート。
そんな精神状態やボロボロの体では仕事でもいい結果を出すことができず、体も太っていき、自分に自信が持てず恋愛にも積極的になることができませんでした。
「なんとかお酒を辞めたい」「人生を変えたい!」そんな一心で、酒を辞める為の情報を調べて実践し、
何度も禁酒に失敗しながらも、自分なりのやり方を見つけて、諦めず禁酒を継続し今ではお酒の依存を克服することができました。
その為にしてきたことや、禁酒する為に必要な考え方をこの記事に全て書いたつもりです。
この記事を読んでくれたあなたが、お酒を辞めて充実した人生を叶える為のきっかけになれば幸いです。
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